高校の時にレスリングをしており、パフォーマンスを上げたいという思いから、人間の体に興味を持ちました。そのため、大学も健康学について学ぶことができる大学を選び、専攻しました。
卒業後は、フィットネスクラブに就職し、マラソンの小出監督、高橋尚子選手、プロボクサー、プロゴルファーなど、リハビリを含め、多くの選手と関わらせていただきました。
私が働いていたフィットネスクラブは、厚生労働省に認可された健康増進施設でしたので、「筋肉をつけたい、痩せたい、体を柔らかくしたい」という目的、目標を持つ方はもちろん、病院で「高血圧、糖尿病、高脂血症」と診断をされた方が運動療法を行う施設でもありました。
勤務している当時、会員さんの中に肩、腰、足が痛いという声をとても多く耳にしました。目標を持ち、積極的にフィットネスクラブに通う方の中にもこれほど体に痛みを抱えている方が多いため、このような施設に来られない方は、なおさら、健康に対して問題を抱えているだろうと考えました。そのような方々の力になるには、運動という視点だけでなく、医学的な視点からもアプローチできる資格が必要となりました。その資格が「柔道整復師」でした。
柔道整復師の資格を取り、患者様の
施術を行っている現在は
『問題にアプローチするときには、ひとつの側面からだけでなく、
様々な面からアプローチした方が良くなる』
と考え、施術にあたっています。